「下さい」と「ください」 実は明確な違いがあった

「下さい」と「ください」
皆さんは、この二つの意味に明確な違いがあることを知っていますか? パソコンに変換されるがまま、あまり意識せずに使っていることも多いのではないでしょうか。実際に会うだけでなく、メールや手紙といった手段を使うこともあるでしょう。そんなとき、正しい使い方ができるように、その違いを理解しておきましょう。

【1】「ください」補助動詞 英語では「please」の意
例「お越しください」
お願いごとや、敬意を表す尊敬語・丁寧語として使用する場合は「ください」と平仮名で書きます。

【2】「下さい」動詞 英語では「give」の意
例「珈琲を下さい」
実質動詞(「くれ」の尊敬表現や丁寧表現、請求)の場合は「下さい」と漢字で書きます。
また「下る」は字の如く、高い地位の人から下げ渡される意味もあり、漢字で書く「下さい」は、上から目線の言葉になりかねません。
特にご年配の方と関わる際は、注意しましょう。

最近では、官公庁が「ください」を全てひらがな表記にするなど、使い方が統一されてきているのが現状です。正しい理解で使い分けられるといいですね。

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