時代への逆行!?国内観光旅行の人気が止まらない理由!

国内観光旅行は“海外”から“国内”へ戻りつつあります。
縮小傾向だった国内旅行市場(出張・帰省などは除く)ですが、2012、13年と2年連続で拡大を続けています。
復活の要因は、いくつかの要素が複合的かつ有効的に絡み合った結果といえそうです。
まず経済面で、2012年末から始まった“アベノミクス”政策による足元の景況感の高まりました。
さらに円安が海外旅行の割高感を強め、特に例年、人気の高かった中国・韓国といった近場への海外旅行が、情勢の不安定さや韓流ブームの終息、政治家の日本へ対する過剰な挑発、乗り物の事故、食べ物の安全管理などが重なったため敬遠され、その分「国内旅行」へシフトしたと見られます。
併せて、国内各地の観光地や関連する企業の“仕掛け”も影響しています。
昨年の伊勢神宮式年遷宮出雲大社大遷宮。東京では「虎ノ門ヒルズ」、千住の大型商業施設「ポンテグランデTOKYO」の開業、アマンリゾーツの日本初進出のホテルが大手町にオープン、世界遺産登録が決まった「富岡製糸場」「富士山」「和食」、JR九州の豪華列車「ななつ星in九州」に代表される各地の観光列車、大型クルーズ船によるカジュアルな船旅、大阪では日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」の開業やユニバーサル・スタジオ・ジャパンにオープンした「ハリー・ポッターの魔法の世界」、アマンリゾーツの日本初進出のホテルが大手町にオープンするなど、話題性に富んだ“商品”が目白押しで、都市部への旅行の増加も見込まれます。
一方で、NHK連続テレビ小説などで、ある程度長い期間放送されることで、じわじわと注目されるエリア(町)も多く、地域主体の旅行商品も人気で、工場群のナイトツアーや、ダム、道路などの工事現場見学ツアーなど、新たな切り口で観光資源を創り出す試みも積極的に展開されています。人の数、消費額ともに2008年のリーマンショック後で最も高い数値が見込まれる2014年の「国内旅行」市場。最近は、LCCで安く行き、豪華なホテルや旅館に泊まる。または、宿泊は廉価なビジネスホテル、食事は高級な店で、といった“メリハリ旅行”の傾向が広まっているようです。

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