ダイエット中に食べたい「おでんの具」5つ

寒い季節に食べる温かいおでんは本当に美味しいですが、「練り物が多いから太るんじゃない?」という心配の声も多いよう。しかし、おでんには色んな具が存在するのでダイエット中にもOKなものもありますよ。そこで今回は、ダイエット中に食べたい「おでんの具」5つをご紹介します。

◆1.しらたき

ダイエット向きであるしらたきは、約97%が水分という低カロリーな食べもの。しかも、便を柔らかくして、血中コレステロール値を下げ、食後の急激な血糖値の上昇を抑制する働きがある水溶性食物繊維と、水分を吸収して膨らみ、腸を刺激して便通を促す不溶性食物繊維が含まれています。

また、低カロリーなのに水分を吸収して膨らむ性質があることから、満腹感を得られる食品としても知られています。よく汁が絡んでおでんの具としても美味しいのに、ダイエットにも、デトックスにも、生活習慣病の予防にも役立つという優れものです。

◆2.つぶ貝串

思わず熱燗を飲みたくなるような、おつまみ系おでんの具、つぶ貝串は、酒好きな大人が好む味ですが、実はダイエットにも最適。高タンパク低カロリーな食材としても知られていますが、その栄養価は驚くほど。亜鉛やビタミンB12・カリウムタウリン・ベタインなどを含むので、ダイエット中の栄養食材としても、美容食材としても役立ちます。

また、良く噛んで食べる必要がある歯ごたえのある食感なので、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防いでくれます。但し、日本酒などのアテにしてしまうと美味しさのあまり、ついつい飲み過ぎてしまうのでご注意を。

◆3.大根&いわしつみれ

おでんと言ったら味がよく染みた大根を選ぶ人も多いはず。おでんのなかの定番野菜としても重宝されていますよね。野菜であるというだけでダイエット向きの食材ですが、この食物繊維を含んだ大根と、悪玉コレステロール中性脂肪を減らすというEPADHAを含むいわしつみれを一緒に食べることにより、痩せるホルモンとして知られる「GLP-1」が体内で増えるそうです。

また、いわしつみれは骨の素となるカルシウムや、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが一緒に含まれるので、骨の健康にも役立ちます。

◆4.厚揚げ&昆布巻

厚揚げの原料は、大豆からできた豆腐なので本来は高タンパクで低カロリーな食品です。油で揚げていますが、だいたい煮込む前に油抜きされていて、おでんの汁に脂分が溶けだしているので、汁を飲み干さなければ油分を摂取する心配はあまりありません。

女性ホルモンの働きに似たイソフラボンや、中性脂肪を排出するレシチン、脂肪の蓄積を防ぐサポニンなどを含み、良質なタンパク質のなかには、「β-コングリシニン」という、内臓脂肪や中性脂肪を低減させる働きがある成分まで含まれています。また、低カロリーで食物繊維、ビタミンやミネラルが豊富でありながら消化が悪い昆布巻は厚揚げと一緒に食べると、厚揚げに含まれるサポニンにより消化吸収が助けられるそうです。

◆5.はんぺん

魚のすり身や卵白、山芋などでつくられるはんぺんは、栄養豊富で高タンパク低カロリーなおでんの具です。フンワリして消化が良いので、カラダに優しい食材でもあります。また、ビタミンB12が含まれるので貧血の予防や、腰痛や肩こりにも効果的です。

練り物なので、むくみに影響する塩分が気になるところですが、おでんの汁を飲み干さなければ、はんぺん1枚程度の塩分なら心配は要らないようです。

もともと江戸時代に生まれたファストフードがおでんの原型と言われています。ダイエットにも効果的で、栄養価も高い色々な具材が美味しく煮込まれているなんて嬉しいファストフードですよね。

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